ファッションセンターしまむらは、商品が激安であるにも関わらず、品質の良い商品が揃っているということでも定評があります。一体。ファションセンタ−しまむらには、なぜ良い商品が集まってくるのでしょうか?
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▲ファッションセンターしまむらの商品は、安くて品質が良いと評判

 ファッションセンターしまむらが、他の衣類専門店と比べて大きく一線を画していることがあります。それは、商品アイテムがとにかく多いということです。そうなる理由は、ファッションセンタ−しまむらの店舗は、地方の郊外に多いということが大きな理由のひとつにあります。都会は人口が多くそうでもないですが、ファッションセンターしまむらのメインターゲットである地方在住の25〜45歳の主婦たちは、近所の主婦たちのファッションを気にする傾向があるといいます。なぜなら、同じような服を着ている主婦がいたらあまり心理的によくはないからです。

 周囲の主婦たちとファッションが被ることをを回避するために、ファッションセンターしまむらは、なるべく同じ商品は陳列しないようにしています 具体的には、婦人服でいえば、1商品あたり、その数は2着までにとどめられているそうです その代わり、ファッションセンターしまむらは、商品アイテムの種類を、一店舗あたり数万アイテムも揃えるという方針をとっています。l陳列している商品が売り切れればその商品は終わりで、次々と新商品を仕入れてくるのです そこでは同じ商品を追加注文することは基本的にはありません。そうすることで、ファッションセンターしまむらの店舗に行けば 常に新しい商品がいろいろ見つかり、売り場はいつ行っても新鮮という状態をつくりだしているのです。そういった主婦たちのことを考えた売り場づくりが、主婦たちの心を捉えているのです。
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▲ファッションセンターしまむらは売り場の鮮度を重視。多品種少アイテム、低価格で商品を速回転

 そのような方針であるだけに、ファッションセンターしまむらの仕入れ形態は特殊です。ファッションセンタ−しまむらは集荷型の小売業という形で運営されていて、数多くの仕入先を確保しているのです。その取引先はなんと約500社。他の衣類専門店が数カ所の仕入先しか確保していないことが一般的であることを考えると、しまむらの仕入先の数は、桁違いの多さだといえまうs。500社に及ぶ仕入先が製造した商品のなかから、しまむらのバイヤーたちが仕入れる商品を取捨選択しているのです。

 なお、仕入れではファッションセンターしまむらは、「返品なし、赤黒(※)なし、未取引なし」という珍しいスタンスを貫いています。(※赤黒とは商品が売れ残れば仕入先に戻し下代を下げて再入荷すること)。これは、簡単なように見えて他社がなかなかできることではありません。なぜなら、もし売れ残ればそれは100%ファッションセンターしまむらの在庫になってしまうからです。一方、仕入先の業者には全くリスクがないのです。他社の衣類専門店は、売れ残れば返品をしてくるわけで、その点を考えただけでも、ファッションセンターしまむらは、各業者にとって、超お得意様だといえるでしょう。それだけに、ファッションセンターしまむらには、品質の良い商品が集まりやすいといわれています。

 また、それだけリスクを抱えながらファッションセンターしまむらが「返品なし、赤黒(※)なし、未取引なし」のスタンスを貫けるのは、自社で運営している物流システムを通して売り切る自信があるというのに加え、抱えているバイヤーたちの目利きに自信を持っているということが挙げられます。ファッションセンターしまむらのバイヤーたちは、20〜30代の若手が多く、若者好みの最先端のファッションから中高年に好まれやすい衣類まで熟知している集団です。取引先が製造する星の数ほどある商品アイテムから売り切ることが可能な品質の良い商品のみを見極めて仕入れているのです。それだけに、自ずと、ファッションセンターしまむらの各店舗には、品質の優れた厳選商品が集まってくるのです。

婦人服や紳士服、子供服をはじめとする衣類や靴類、寝具などは、私たちが豊かで快適な生活を送るうえで欠かせないものです。ファッションセンターしまむらの場合、基本的に1点ものが中心で、他の店舗を探しても同じような衣類が見つかることはなかなかありません。

それだけに、他の人と服装がかぶりにくいというメリットもあります。さらに、自分だけのオリジナリティあふれる組み合わせのコーデを楽しめるのも魅力です。