2017年の流行語大賞で、「インスタ映え」という言葉が選ばれました。
そんななか、インスタグラムをはじめとしたSNSでハッシュタグ「#しまパト」が人気だと話題になっています。
ハッシュタグ「#しまパト」とは「しまむらパトロール」の略。「しまパト」とはファッションセンターしまむらに行って購入した洋服や靴など商品情報を発信するといった意味があります。
一体どうしてインスタなどでSNSで、ファッションセンターしまむらのハッシュタグ「#しまパト」の人気が高まっているのでしょうか?
その理由は、ファッションセンターしまむらはそれぞれの店舗が良い意味で画一化されていないからだと思います。
ファッションセンターしまむらは全国に1000店舗以上のチェーン店があります。それぞれの店舗はチェーン店でありますし、看板、店の外観、内装はほぼ統一されています。
しかし、置いている商品が違っているのです。というのは、ファッションセンターしまむらの各店舗はそれぞれの地域や客層に応じた一品ものを中心に品ぞろえをしているのです。
つまり、それぞれチェーン店でありながら独立したお店のような感じなのです。
ですから、地域にあるファッションセンターしまむらをハシゴしても飽きませんし、そこではまるで宝探しをするように「掘り出し物探し」を楽しめるのです。
そんな楽しみ方ができるファッションセンターしまむらは、これだけインターネットが発達した時代であっても、新しい情報や話題がそれぞれの店舗から次々と生まれてくるのです。
ファッションセンターしまむらの商品で全身をコーディネートした人々は「シマラー」と呼ばれますが、シマラーたちの情報発信力は非常に高いものがあります。
ファッションセンターしまむらの商品は値段が安い一方で、若者をターゲットにしたファッション性の高い商品も数多くそろえているので意外とオシャレ。
しかも、一品ものが中心なのでしまむらコーデには無限の組み合わせがある
シマラーたちがファッションセンターしまむらのハッシュタグ「#しまパト」をつかい、しまむらコーデした自身の姿をアップする。
それが「かわいい!」「おしゃれ!」といったコメントが集まりイイネガされて話題が広がっているのです。
ファッションセンターしまむらは実際に店舗に行かないと商品の情報を正確に知ることはできない。しかもそれぞれの店舗から日々次々と話題が生まれてくる
消費者にとって、ファッションセンターしまむらのハッシュタグ「#しまパト」によってシマラーたちが発したインスタ情報はとても魅力的であり参考になるということなのでしょう。
ファッションセンターしまむらは全国有数の大手アパレルメーカー。だけれども、良い意味で画一化されていない。それがハッシュタグ「#しまパト」人気の最大の理由だというわけなのです。